お気楽ブログ(マネーリテラシー向上委員会)

SaaS(サース)

SaaS(Software as a Service)の略です。

今、SaaS(サース)が非常に熱い。この業界は過熱しています。
具体的に、SaaSって何?というと、テレワークやクラウド系のビジネスです。
もっとわかりやすくいうとサブスク系の売上比重が高いビジネスモデルの企業群です。
このSaaS(サース)系の企業は、コロナの影響で軒並み、どの企業も業績を落としている中、業績を落とすどころか、逆に上がっています。
現在、SaaS(サース)ビジネススタイルが注目されてきており、それの代表格がサブスクリクション、略してサブスクです。サブスク自体は、ストック型のビジネススタイルです。
売上の仕組みを冷静に見ると今までの売上はフロー型でした。今月頑張って予算を達成したぞ。今年頑張って予算を達成したぞという当たり前のスタイルでした。このフロー型は翌月になれば、またゼロからのスタート。翌年はゼロからのスタートとなります。
しかし現在、注目のサブスク系のストック型の売上はコロナのような状況下でも安定した収入が確保でき、毎月の売上計上もゼロからではなくストック分が安定収入として確保できるマンション経営みたいな感じです。新規加入分はプラスになり、解約がない限り、永遠と売上収入が見込めるため、解約させない事に注力したビジネスです。
そのため、今まではCSというとカスターサティスファクション(顧客満足)でしたが、この業界のCSはカスタマーサクセス(顧客の成功)を目指しています。
例えば、導入したものに対して絶えずアップデートを行い顧客の希望にこたえています。カスタマーの要望に応える形で、絶えず進化し続けるといった感じです。解約をさせないために、どうすれば良いかに注力したビジネスモデルです。
便利なもの、時間短縮に繋がるもの、作業効率を高めたい等の要求を満たしたいデジタルリテラシーの高い企業は、今や当り前のように様々なシステムを導入しています。今後も導入が遅れている企業も導入する所が増えてくると思われます。少なくとも増えることはあっても減ることはない。入り込んだら後は安定収益。そして極端な話、粗利100%のビジネスモデルです。
サブスクの内容もシステムとクラウドを連携、連動させたものが特に注目されています。今後も、内容は顧客ニーズに合わせて日々進化していき、IT技術の専門性を徹底的に活用していくことでしょう。
何といっても便利なものが導入されたら、もう離れませんよね。

そしてマーケットもSaaS(サース)には非常に注目しており、実際のところ、現在、過熱しすぎな状態で、SaaS系企業各社の株価はバブル状態にあります。

今後、SaaS(サース)企業の中から、さらに勝ち抜いた企業が日本を代表する企業として花開いていくと思います。
これは間違いないと思います。SONYや京セラも最初はベンチャーでした。10年後、20年後、どの企業が花開くか今から楽しみです。

皆さんも是非ともSaaS(サース)企業を注目して調べてみては如何でしょうか。

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