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金持ち父さん貧乏父さん

最近老後の2000万問題が話題になっています。単純に老後って2000万円で足りるのか?また国内で預貯金で2000万円以上の貯えがある人って、どのくらいいるのでしょうか?

調べてみました。(最下部参照)

2000万円以上の比率はなんと22.3%。これでも足りないのではと思っていても3000万円以上の比率も13.3%しかいないのが現実。そして、これは60歳以上の統計データであって全年代別でみると、60代よりも下の層が確実に増えると思われます。
私は、こういう赤裸々の部分を表に出し、それじゃ、どうしようかと前向きに議論するべきだと思いますし、そうでなければいけないと思うのですが、実際のところ、この話題が政争の道具に使われ間違った方向に流れていることが残念でなりません。

さて、そんな中ひとつのヒントになりそうなのがベストセラー作家、ロバート・キヨサキさんの「金持ち父さん貧乏父さん」です。
いろいろと作者の考える内容が面白く、ハッとさせられる事がいろいろと述べられています。

金持ち父さんの口ぐせは
「金がないことこそが悪の根源だ」
「税金は生産するものを罰し、生産しないものに褒美をくれてやるためのものだ」
(欲しいものが買えないときには、)「どうやったらそれを買うためのお金を作り出せるだろうか?と考えろ!」
教育についても、勉強することのメリットを「会社を買うことができるから」と教えたり、食事中にビジネスや投資の話をすることをすすめたり、「経済的には100パーセント自分に依存することが大切である」と考えています。

一方で、貧乏父さんの口ぐせは
「金への執着は諸悪の根源だ」
「金持ちはお金に困っている人を助けるためにもっと税金を払うべきだ」
「それを買うためのお金はない」
さらには、貧乏父さんの家では食事中にお金の話をすることは禁止されていましたし、会社や国に頼ることも良いことであると信じていました。
貧乏父さんは、金持ち父さんと同じようにお金がないときに、「自分は絶対にお金持ちにはなれない」と、現状を変えることをあきらめていました。

どうでしょうか?今の日本人て、みんな貧乏父さんしてませんでしょうか。そして、それが美徳のような所が多々ありませんでしょうか。この本では一般のサラリーマンを「ラットレース」と呼んでいます。そして、ラットレースから抜け出すために、自分に正しいお金についての教育をしていくことを説いています。金持ち父さんは、「中流以下の人間はお金のために働く、金持ちは自分のためにお金を働かせる」と教えています。

金持ち父さん流の資産と負債の定義は、
資産は、わたしのポケットにお金を入れてくれる。
負債は、わたしのポケットからお金をとっていく。

たびたび本書の中で、ファイナンシャルインテリジェンスという言葉が出てきます。まるでスポーツ選手のようにファイナンシャルインテリジェンスを磨けと説いています。ビジネスは資産になりますが、仕事は収入を与えてくれはするが、資産ではない。仕事とビジネスは違うとも説いています。
通常、大学や高校まで学ぶと「これで勉強はおわり」と考えますが、金持ち父さんにとって、少なくともお金の勉強は、学校を卒業しても学べば学ぶほどわからないことがでてくる、深いものであると述べられています。

金持ち父さんと貧乏父さんの、どちらを選択した方がいいでしょうか。すべてがすべて正しいとは思いませんが、この本は今後の年金問題解決策のヒントになるような気がします。
ただ、自分も金持ち父さんになろうと安易な行動を取るのは、ご注意くださいね。ファイナンシャルインテリジェンスを磨かないと絶対失敗すると思います。

まずは少しずつでもファイナンシャルインテリジェンスを磨いていきたいですね。

60代の貯蓄保有額

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